2018年04月09日

今こそ、四号特例を廃止!日弁連も問題視

一級建築士の懲戒処分が出されています。
http://www.mlit.go.jp/report/press/house05_hh_000721.html

木造の壁量不足、仕口部の仕様違反が殆どです。きっと、構造審査のない四号建物なのだと思います。

建築士の処分の対象となるのは、構造だけではないと思いますが、木造の構造ばかり。。。

それでも、四号特例を続けるのですかね?
氷山の一角では?
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処分で名前が出ている建築士は複数件の違反があった人だけ。
一回なら、処分なし?その建物は?その建物に住んでる人は?

四号建物向けの工法は上部構造に係わらず、基礎工法、地盤補強もたくさんあります。ある意味、先進的です。
建築確認での審査が不要なので、大臣認定、評定、技術審査証明等の取得も不要。自由に出来ます。

ご丁寧に「四号建物以外は使用出来ません。」などとホームページに書いてある工法もあります。
四号建築物は建築基準法の準拠が免除されている訳ではありません。
これは、建築基準法に違反していますと自ら、宣言しているようなもの。

「建築構造設計べんりねっと」でも、四号特例廃止を訴えて、アンケートを実施したりもしましたが、力不足により、改善にはならず。。。

http://arc-structure.sakura.ne.jp/enquete7.htm

ここで強い味方が!
日弁連が4号特例見直しを国に直談判をしています。

「日経 xTECH」記事
http://tech.nikkeibp.co.jp/atcl/nxt/column/18/00091/00013/


「日弁連ホームページ」より
https://www.nichibenren.or.jp/activity/document/opinion/year/2018/180315_6.html

意見書全文を読んでも、妥当な内容です。

国土交通大臣様、国土交通省の官僚様、まだ、四号特例を続けるのですか?

森友問題、日報問題よりも重大な事です。





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2018年04月02日

あなたのおススメの適判機関は?【アンケート】適判制度を考える。

アンケートにご協力お願いします。

あなたのおススメの適判機関は?

IMG_20180331_214755.png

http://arc-structure.sakura.ne.jp/enquete11.htm

 平成19年(2007年)より始まった構造計算適合性判定制度。当初は混乱がありましたが、10年以上が経ち、また、様々な制度の改善が行われ、すっかり慣れたと思います。適判機関側の対応の開始当初と比べれば、 大きく変わりました。

@判定員と直接、話せる事もなく、メールによる文章のみでのやり取りであった。判定員の名前も知らされない。質疑の真意も判らず、多くの時間がかかった。

申請者が判定員を分かると圧力、手心、忖度があり、適正に審査されない事を危惧して、作られた運用。
今は何処の適判機関でも直接、判定員と話せるようになりました。

A申請図書の修正、差し替えは出来ない。間違いがあれば、不適合。追加説明書と言う形式での対応になり、最終の図書は非常に分かりづらいものになった。

今は事前審査と言う形式を取る適判機関が殆どになり、修正、差し替えも自由に出来るようになりました。
しかし、別で申請出来るようになった事で図書の整合性を取るのに多くの手間がかかっています。

B確認審査後、適判審査となっていたため、建築確認審査に非常の長い期間がかかっていた。また、確認審査と適判審査は別の機関でないとならない。

平行審査が始まり、今では審査者が確認審査と適判審査を好きな時期に別で申請出来るようになりました。
確認審査と適判審査を別の機関に審査しないとならないと言うルールも審査を厳格化するための性悪説のルール。これは今も変わらない。

Cルート1以外は適判対象、また、構造的に2棟の建物でも1つの建物として、設計ルートが適用されていた。

ルート2は適判対象外(ルート2対応機関の場合)となりました。また、構造的に2棟の場合は、それぞれで適判の有無が適用されるようになった。

D判定員、適判機関が責任を追求される事を恐れ、過剰な指摘が横行していた。申請者とのトラブルも多く起こっていた。

国交省からの技術的助言、適判機関からの判定事例、また、JSCA等による提言で過剰な指摘は減りました。

Eその他、過剰な申請図書の要求や変更を認めない、施工段階で決定すべき詳細寸法の記載要求など、申請図書作成に多くの手間と時間がかかっていました。予めの検討などと言う検討を求められたりした。

構造計算概要書の省略や軽微変更の取り扱いの拡大など、改善されました。その他にも機関によっては電子申請が出来るようになりました。

さて、この制度により、設計の品質は改善したのでしょうか?設計者のレベルは上がったのでしょうか?

今後も適判制度は必要でしょうか?




私が思う更なる改善提案。

1. 確認審査と構造適判審査は一体にする。適判対象建物は適判審査可能な審査機関にのみ申請出来るようにする。

2. 事前審査は廃止し、審査中での図書の差し替え、修正を認める。程度により、不適合にするかどうかは審査機関の判断に委ねる。

3. 審査機関は独自の審査、判定基準を設けて良いものとする。また、判定に対しては設計者と責任を分担する。(設計者8割、審査機関2割程度)

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2018年03月31日

石山祐二先生について、調べてみました。

「耐震規定と構造動力学」と言う書籍が出版されました。


著者:石山祐二

この本のシリーズでは過去に「耐震規定と構造動力学 建築構造を知るための基礎知識」(2008年)、「建築基準法の耐震・構造規定と構造力学」(2015年)が出版されています。
私は読んだ事がないのですが、『建築構造設計べんりねっと』の建築構造書籍販売では、今までにたくさん売れていますので、少し、気になっていました。

新刊が出ましたので著者について、調べてみました。

石山祐二先生は略歴は以下の通り。

1967年 北海道大学修士卒業
建設省営繕局、建設省建築研究所を経て
1991年 北海道大学工学部・教授に就任
2005年 北海道大学定年退職

そして、現在は株式会社NewsT研究所(2006年設立)の代表取締役を務めています。
NewsT研究所では主に免震・制振システムの研究開発及びその技術提供を行っています。
http://www.newst.biz/index.html

SEINのホームページでの執筆もありますので、是非、ご一読を
「解析手法の高度化を踏まえた耐震設計法の将来展望」
https://www.sein21.jp/NewSeinWeb/TechnicalContents/Ishiyama/Ishiyama0101.aspx

私も石山先生の著書を読んでみようと思います。

その他、建築構造設計べんりねっとの書籍販売では、売れてる書籍が分かるように☆マークを付けていますので、ご参考に!





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