2018年04月17日

構造設計に携わる新入社員へ、二級建築士は受けるな!

今春、大学を卒業、就職し、構造設計に携わる事になった新入社員の皆さん、今は研修中だと思います。お疲れ様です。
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大学を卒業すると二級建築士の受験資格が得られます。つまり、今年度、二級建築士の受験が出来ます。会社からも二級建築士取得を奨励されている方も多いと思います。

「建築士の資格なしで設計するのは無免許運転と同じ。資格がなければ、貴方はただの人」とか言われていると思いますが、二級建築士を取っても、構造設計者が係わる規模の建物は殆どありません。
それよりも確実に三年目で一級建築士を取得する事です。そして、早く構造設計一級建築士を取得する。

二級建築士を取っても何の役にもなりません。

会社によっては、仕事を覚える事よりも、二級建築士を取得させるのに躍起になっている所もありますが、それで貴方のためになりますか?
それよりも大事な事はないですか?今の時期に。

大学を卒業して、構造設計に携わる訳ですから、構造力学など基本が出来て、当たり前です。ちゃんと出来ますか?

まあ、人一倍、大学で勉強しなかった私が言うのも何ですが、会社に入ったら勉強して、取り戻せば良いのです。





二級建築士などの勉強をしてる時間などは無駄です。この大事な時期を大切にして下さい。

会社によっては、仕事しなくて良いから、資格の勉強をしろなどと言う所もあります。働き方改革で仕事、研修(OJT )の時間も限られます。
取っても役にたたない資格のために大事な一年間を費やす事のメリットはありますか?

その間、バリバリ仕事に携わったライバルに勝てますか?
3年後は同じ一級建築士です。
posted by 建築構造設計べんりねっと at 00:16| Comment(0) | TrackBack(0) | コラム

2018年04月12日

構造設計の新入社員の皆さん、会社で構造力学は教えられない!

今年度、就職し、構造設計に携わる事になった新入社員の皆さん。きっと、今は研修中ですかね。
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もう少しで配属され、構造設計を始める事になるかと思います。

構造設計の基本、「構造力学」は理解出来てますか?何も難しい話ではありません。大学一年生で習う程度の構造力学の知識です。

はっきり、言います。その程度が出来ない人は使い物になりません。あなた方の先輩、上司になる方も同じ判断をするでしょう。会社で教えることでもありま配属される前に今一度、構造力学の勉強をして下さい。今なら、間に合う。

建築士など、資格取得の勉強にせいを出すのも良いですが、あなた方は構造設計の道に入ったのです。
進歩する技術に着いていくために、一生、勉強が必要です。




まずは構造力学。

構造力学は昔も今も変わりません。大学の教科書でOKです。見直して下さい。

無ければ、どれでも良いので買って、勉強して下さい。
http://arc-structure.sakura.ne.jp/7andy.htm


posted by 建築構造設計べんりねっと at 23:25| Comment(0) | TrackBack(0) | コラム

2018年04月09日

四号特例よりも危険な擁壁設計の実情

日弁連が4号特例見直しを国に直談判していますが、もっと危険なのは宅地造成の擁壁です。
四号特例で問題になるのは、地震が起きた時。擁壁設計の不具合による被害は地震被害よりも多く、更に深刻です。
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某ブラック構造設計者が提唱している擁壁設計の必殺技があります。

http://arc-structure.sakura.ne.jp/technique.htm#tech25

そうです。行政庁が出している擁壁の標準断面で申請されている擁壁です。高さ毎に標準断面が提示されています。

擁壁の断面を決定する要素で一番大きいのは地盤条件です。標準断面などは出来る筈はないのです。

ある条件の中で設計した「一つの例」でしかありません。
しかし、実情としては、この断面で申請すれば、構造計算書は不要、設計条件に関する審査もほぼ、ノーチェックです。

構造設計事務所に設計依頼する経費も不要です。「行政庁が出してる形状なので安全に決まってる」と間違った考えの建築業者も多数います。




ある条件とは、考えられる最も良い条件です。つまり、通常はこの条件を満足できず、強度不足となるのが殆どです。

擁壁に係わる事故は四号建物の地震被害以上です。
posted by 建築構造設計べんりねっと at 22:52| Comment(0) | TrackBack(0) | コラム