2018年02月16日

スマホだけで建物まるごと構造設計に挑戦!C

いよいよ、主架構(メインフレーム)の設計です。

残業ながら、スマートフォン用の一貫構造計算アプリと言うのは存在しません。

フレームの応力計算をするアプリ、Webサービスと断面算定アプリを駆使して、解析するしかない。

まずは、そのための準備計算。

(1)柱軸力の算定
 ※( )内は積雪時

 X1-Y1
 屋根 0.65(1.25)×3.0×4.0=7.8(15.0)
 外壁 0.50×3.0×4.0/2=3.0
 ─────────────────────────
 合計 10.8(18.0) kN

 X2-Y1
 屋根 0.65(1.25)×5.0×4.0=13.0(25.0)
 外壁 0.50×5.0×4.0/2=5.0
 ─────────────────────────
 合計 18.0(30.0) kN

(2)水平力分担

 X方向はブルース4構面、Y方向も4フレームなので負担水平力は以下の通り

 39.4/4=10.0kN

 風荷重は地震力よりも小さいので検討は省略です。

(3)X方向フレームの応力計算
 梁はピン接合なので、『スマホで構造計算!』を使って、断面算定まで、一気に終了。検討は積雪軸で決定。
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そして、ブルース架構の応力計算は、てんま構造さんのWeb Funkを利用して、算定。
IMG_20180215_235149.png





X方向は無事に応力計算終了。問題はY方向のラーメン架構の応力計算。。。

鉛直荷重に対する計算は目処が付いているが、問題は水平荷重に対する応力計算。アプリ、Webサービスを探さなければ。。。

posted by 建築構造設計べんりねっと at 17:00| Comment(0) | TrackBack(0) | レポート

2018年02月15日

スマホだけで建物まるごと構造設計に挑戦!B

次は二次部材の設計。

もちろん使うアプリは、『スマホで構造計算!
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ストラクチャー社の「RCチャート」「Sチャート」のスマホ版アプリです。 RC関連で「スラブ」「小梁」「地下外壁」「独立基礎」「連続基礎」「杭基礎」「擁壁」 鉄骨関連で「小梁」「間柱」「胴縁」の構造計算の計算が出来ます。Android版もiPhone版もあります。
普段、仕事でも「RCチャート」「Sチャート」PC版を使っているので慣れたもの。

(1)鉄骨部材の設計
まずは、屋根小梁の設計
H-250×125×6×9
B6B7AAA7-03EA-4D8C-A849-276F5A225B8A.jpeg

次は胴縁
C-100×50×20×2.3@500
A4CDA9A6-6D7A-4FBB-9F54-F1113B79E467.jpeg

(2)RC部材の設計
同じく、『スマホで構造計算!』でスイスイ。

スラブの設計
t=150、短辺方向D13@200ダブル、長辺方向D13@250ダブル
F249B710-05D0-4352-8B09-B318611F38FB.jpeg


最後は小梁の設計
350×700
    端部   中央
上端筋 4-D19   4-D19
下端筋 4-D19   6-D19
STP   D10@200
15D3ADBF-3483-4055-A575-3A10462779CF.jpeg

二次部材までは無事に終了。いよいよ、主架構の設計です。




posted by 建築構造設計べんりねっと at 21:42| Comment(0) | TrackBack(0) | レポート

2018年02月14日

スマホだけで建物まるごと構造設計に挑戦!A

まずは、設計荷重表の作成。

(1)固定荷重
屋根
 折版 200
 天井 150
 (鉄骨 300)
──────────────────────
合計 350(650)N/u


 仕上げ 100
 コンクリート(t=150) 3600
──────────────────────
合計 3700 N/u

外壁
 サイディング 200
 胴縁等    300
──────────────────────
合計 500 N/u


(2)積載荷重及び総荷重 N/u

早速、Webサービスを利用。てんま構造様のWeb funkで積載荷重を調べられます。

http://www.temma.jp/mobfunx/load/liveload.htm

IMG_20180214_082624.png

屋根 床・小梁用 架構用 地震用
DL 350 650 650
LL  0 0 0
TL 350 650 650

床  床・小梁用 架構用 地震用
DL 3700 3700 3700
LL 4000 3000 2000
TL 7700 6700 5700

(3)積雪荷重
30cm × 20N/u・cm = 600N/u

(4)地震荷重
・地震用重量
 屋根 0.65×16.0×8.0=83.2
 外壁 0.50×(16.0×2+8.0×2)×4/2=48.0
 ─────────────────────────
 合計 131.2kN

・地震荷重
 0.30(Ci)×131.2=39.4kN

(5)風荷重
これもWeb funkを利用。基準風速、地表面粗度区分、建物高さを入力すると速度圧が計算出来ます。
http://www.temma.jp/mobfunx/load/wind_q.php

IMG_20180214_082242.png

速度圧 q= 828 N/u
風荷重 X方向 0.83×8.0×4/2 =13.3 kN
    Y方向 0.83×16.0×4/2=26.6 kN


他にも『構造電卓 荷重』と言うアプリで、固定荷重表、積載荷重表の他、地震荷重、風荷重、積雪荷重の算出が出来ます。






posted by 建築構造設計べんりねっと at 18:01| Comment(1) | TrackBack(0) | レポート