打合せの後、「綺麗な事務所ですね。出来たばかりですよね。」と話したところ、「引っ越したばかりなのですが、今後、全員在宅勤務とするので、もっと狭い所に引っ越す予定なんですよ。」とのこと。

これからの時代、事務所は不要
構造設計事務所の多くは東京都内に事務所を構えています。理由は一緒に仕事をする会社も都内であるため、打合せや通勤を行うのに利便性が良いことです。また、都内に事務所を構えるとのステータスもあるでしょう。
コロナ以降、仕事は在宅で打合せもオンラインで行い、構造設計と言う仕事は在宅でも十分に出来ることがわかりました。もう、都内に事務所を構える必要もなくなったのです。
全員が集まる必要があれば、会議室を借りれば済みます。
これからは、構造設計事務所の所在地はWeb上に
事務所と言う物理的なスペースが不要となると言うことは、事務所、会社の所在地も不要と言うことです。
各種届出の場所、郵便物を受けとる場所、納税をする市町村としての場所は必要となりますが、全て、オンラインで出来ることです。また、事務所を構えなければ、行政サービスも受けないので税金の考え方も変わってくるはずです。
これからの時代、構造設計事務所は、Web上に存在する法人となるのでしょう。
新規の設計業務受注はWebサイト、SNSより
ここで大切なのは安定して、設計業務を受注することです。今までは人との繋がりで仕事を受注するとの事が多かったでしょう。
しかし、ソーシャルディスタンスの時代となるこれからは、これらのような人と繋がりが希薄になっていきます。
これに変わるのはWebサイト、SNSです。SNS上で知り合い、仕事を受注する。Webサイトは事務所の自己紹介、経歴書代わりです。Webサイト、SNSが非常に重要になるのでしょう。
Webサイトがない存在していないのと同じ
ある不動産系の会社の方から聞いたことです。賃貸住宅を探す人の殆どはネットで探しています。Googleでの検索に引っ掛からない物件は存在していないのと同じとの事です。
飲食店も同様だそうです。予約は食べログ、ぐるなび経由が殆どだそうです。よって、料金を払い、掲載してもらってるとの事です。より上の方に載せてもらうためにはそれなりの料金も必要だそうです。
構造設計事務所もネット上で発見されない事務所は存在していないのと同じことになっていくのでしょう。
実際に一部の構造設計事務所は積極的にGoogleなどに広告を出しています。
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