大学で建築を学んでいた芸能人として、有名なところではオフコースの小田和正さん(早稲田)、最近ではジャニーズHey! Say! JUMP伊野尾慧さん(明治)などの方がいます。
その中でも構造を専攻していた人を探してみました。
アンガールズ田中
広島大学工学部建築学科
卒論テーマ:骨組み構造の新しい解析法

長身で細身、脱力系のギャグで人気を集めるお笑いコンビ アンガールズの田中さん。
「抱かれたくない男ランキング」の常連になるなどキモキャラですが、田中さんは国立広島大学工学部建築学科で構造を専攻していました。
卒論テーマは「骨組み構造の新しい解析法」。この内容はテレビ番組タモリ倶楽部の「理系高学歴芸人による卒論発表会」と言う企画で放映されました。
卒論の内容は新しいフレーム解析方法の研究、プログラム化と言うことですが、内容を見ると普通の変位マトリックス法にも見えます。論文の全てを見た訳ではないですが。
田中さんは旭化成ホームズにも内定を貰っていたのですが、芸人の道を選ぶことになりました。是非、田中さんに旭化成ホームズの鉄骨工法のCMに出て欲しい。まさに旭化成ホームズのスレンダーな部材の工法が田中さんの体型。でも、余り強そうに見えないですね。
L'Arc〜en〜Ciel Ken
名古屋工業大学工学部建築学科
卒論テーマ:鉄筋コンクリート建物の耐震性能評価への一提案

日本を代表するロックバンド L'Arc〜en〜Ciel(ラルク アン シエル)のギタリストであるKenさんです。タバコをふかしながら、ギターを弾く姿が印象的。
そのKenさん、名古屋工業大学工学部建築学科で構造を専攻していました。ダムマニアを公言しているのも、このような事に興味があったからですね。
名古屋工業大学の構造と言えば、市之瀬先生。市之瀬先生のホームページによるとKenさんの結婚式にも参列しており、Kenさんは市之瀬研究室のようです。卒論テーマの「鉄筋コンクリート建物の耐震性能評価への一提案」も納得です。
市之瀬先生のRC理論は今や主流、建築構造業界ではラルク級です。
Kenさんはゼネコンを志望していたのですが、ベースのtetsuyaに誘われ、ラルクに加入しました。就職していたら、今頃はスーパーゼネコンの構造設計部長であったでしょう。
菊川怜
東京大学工学部建築学科
卒論テーマ:遺伝的アルゴリズムを適用したコンクリートの要求性能型の調合設計に関する研究

東京大学卒業のモデルとして、話題になった菊川怜さん。建築学科であったのも有名です。専攻はデザインかと思いきや材料系です。
卒論は遺伝的アルゴリズムを使って、コンクリートの最適な調合を導き出そうと言う研究ですが、全く理解出来ません。さすが、東京大学。。。
菊川さんには是非、構造デザイン賞のプレゼンテーターなど、建築構造に関わってもらいたいですね。
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音楽の仕事をしていて、休学していたので一緒になった事はありません。見掛けたには休学明けで卒業する時だけでした。
卒論は殆ど、市之瀬先生が書いていたと思います。