2019年、建築倉庫ミュージアムで開催された『構造展 -構造家のデザインと思考』の会場で流されたいた構造家のインタビュー映像がYouTubeで公開されています。
金箱温春(YoshiharuKanebako)
『構造には力学と言う絶対に従わなければならないルールがある。一つの構造システムを作り、それに対して、ある力が作用した場合、どのように挙動するかは誰が検討しても同じである。これを構造の普遍性と言える。構造システムを作る事は構造解析の問題を作る行為である。構造計算とはその問題を解く事である。どういう問題を作るかが構造デザインである。そして、良い問題を作らないとスマートな答えは得られない。』
竹内徹ToruTakeuchi
『計算屋はコンピューターに取って代わられる。構造設計とはそう言うものではなく、力の原理を理解した上でどういう形を作っていくこと。それはやっぱり、まだ、人間しか出来ない。
建築基準法は建物が倒壊しないことを保証しているだけであり、財産を守る事は保証していない。予算は建築基準法ぎりぎりでも、どうやってレベルアップするかが腕の見せどころ。』
KOZO 26人の構造家 インタビューダイジェスト
柴田 育秀
『構造なんて、どうなってるか分からない、存在を消すくらいで良い。』
山田 憲明
『木造はエンジニア一人で出来るものではない。いろんな人の知見がないと出来ない。』
このYouTube動画は抜粋であり、会場で流されていたインタビュー映像全て(90分)が「KOZO 26人の構造家 インタビュー」のDVDとして以下より、購入できます。
https://forms.gle/G3G7zKmBiGqerHo4A
2020年06月06日
この記事へのコメント
私も構造展、見に行きました。
Posted by 建築士★さる課長 at 2020年06月06日 21:09
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