2020年05月20日

コロナ渦で判った構造設計業界の非効率さ

 新型コロナウイルスによる緊急事態宣言から、在宅勤務など構造設計者も不便な環境となっています。しかし、良く考えれば我々の行っている事で非効率な部分が多いと言う事です。
 構造設計に係る業務を見直す機会だと思います。





構造計算書の割り印、構造図への捺印廃止。電子印の導入
 ハンコ社会である日本。ハンコを押すためだけに出社をしないとならない人が居る事がニュースで取り上げられていましたが、構造設計業界も同じ。

 構造計算書の割り印、構造図への捺印。
割印.png

 ペーパーレス、電子申請の時代にこの制度は非常に時代遅れで非効率。表紙だけ印刷して、押印、スキャン。そして、他の計算書データ(pdf、Docu)と組み合わせる。この行為も違ったものが組み合わさってしまう危険性もある。

捺印、押印関係は全て廃止、電子印とすべきです。




構造関係指針、基準書は全て電子化!
 在宅勤務での不便なことの一つとして、会社、事務所の日本建築学会指針を始めとする構造関係指針、基準書が読めないこと。これも全て、電子書籍化すべき!簡単なことです。

 これに反対する人は電子データび流出、著作権の問題を言うが、データはネット上に置き、会社ごとのIDを発行するなどで対応できずはず。

 そんな事はAmazonにでも任せれば良い。


構造計算プログラムのUSBキー
 使用頻度が高くない構造計算プログラムなどは全社員分のライセンスを用意せず、USBキーを使い廻している会社、事務所も多いと思いますが、在宅勤務となるとそれが出来ない。不便を感じている人も多いはず。
 これを期に全てのプログラムはライセンスをネット認証にすべきです。この対応が出来ないプログラムはシェアも落ちていきます。
usbキー.png
無駄な会議、打合せ
 会議室に集まって行う会議、打合せが全て、ムダとは言いません。ただ、「一応、構造設計事務所も呼んでおこう。」などの打合せでは構造に関係ない話だけとの事もある。その打合せのために移動時間が往復で2時間の時間を取られるのは非効率である。“一応、構造も”程度であれば、Teams、Zoomで繋いでおく程度で十分である。

一番の非効率は仕事をしない人?
 コロナ渦で判った構造設計業界の非効率さは、『仕事をしない人、利益を上げない人』である。設計の仕事は同じ期間内により、多くの建物の設計をこなす人が生産性が高い事になる。一概に数だけでは比較できませんが、今のような状況になると生産性が高い人、低い人の差が明確に出てしまう。

 自分がどちらなのか客観的に見直す機会です。私も含め。




posted by 建築構造設計べんりねっと at 07:00| Comment(0) | TrackBack(0) | コラム
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