2019年11月08日

アーキニアリング・デザイン展2019「構造技術が拓く建築と空間」に行って来ました。

 建築会館の建築博物館ギャラリーで開催されているアーキニアリング・デザイン展に行って来ました。
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 まず、最初の展示されているのが、力学から東京オリンピックへ「学生と考える五輪スタジアム」。学生の課題だと思いますが、オリンピック施設の構造模型とその解析を行ったパネルが展示されています。学生レベルですが、これだけ出来れば十分。
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 撮影、SNS投稿、OKとなっていたので、遠慮なくアップします。少し、ピンぼけですが。

 同じエリアの壁には、構造技術の歩み「空間構造」と「対震構造」 の解説が展示されていますが、これは受付で買った冊子(200円)と同じ内容なので、あとでゆっくり読むとして、スルー。



 次に「川口衞メモリアル」 として、今年5月に亡くなられた川口先生の作品の模型、功績が展示されています。

一番奥は、構造デザインの世界「若手構造家のプロジェクト」として、数々の現役世代の構造家の作品の模型、構造デザインを説明するパネルが展示されています。
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覚えている限りでは以下の方々。(敬称略)
坂田 涼太郎、山田 憲明、大野 博史、村田 龍馬、木下 洋介、 名和 研二、多田 脩二、 鈴木 啓、萩生田 秀之

この中に金箱先生の名前が。どう見ても若手構造家ではない。田村恵子さんの方ですね。宇土市立網津小学校の応力図模型が展示されています。これは面白いですね。
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そして、最後は、40 Years After BSS の軌跡(IASS とともに)として、張弦梁構造の軌跡が展示されています。
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このような展示を見て、いつも思うのは、構造システム、構造計画の重要性。意匠図と通り、構造計算しているだけでなく、構造計画にもっと力を入れないと。

11月13日まで開催していますので、近くの方は是非、どうぞ。尚、入場無料です。
タグ:構造家
posted by 建築構造設計べんりねっと at 12:58| Comment(0) | TrackBack(0) | レポート
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