2017年08月02日

こんな構造設計事務所は意匠屋さんから嫌われる。

私の知ってる構造設計事務所で皆に嫌われてしまった人が居る。悪い人でも能力低い人でもないのですが。

多少、慎重過ぎる所があると言うか、どんな事で嫌われてしまったかと言うとこんな事で。




意匠屋さんから、少しアクロバティックな建物の依頼に対し、「その建物は成り立たない。安全でない」と断った所、別の事務所が設計する事になった。それぞれ、設計哲学があるのだから、断るのは自由だが、彼はそこでわざわざ電話して、余計な一言を言う。
「こんな建物を安全に設計出来るなんて、事務所があるですか?私なら、怖くて出来ない。危険な事にも気付かないから、設計出来ると言うだけだと、思いますよ。事故が起こらなければ良いのですが。」
捨て台詞のように人を不安にさせるような事を言う。だって、退けばいいのに。


やたらと質疑が細かい。私からしても、「そんな事を聞いて、どうするの?」みたいな事が多々ある。忙しい意匠担当者は、その相手をするのに辟易してしまう。

説明が長い。「意匠屋さんにそんな専門的な事を長々、話してどうするの?出来るか、出来ないでいいんじゃない?」と言う感じ。揚げ句の果てには、意匠屋さんに構造的判断を求める。彼にとってはクライテリアと思ってるのだが、そんな事を判断出来る意匠屋さんは皆無。

そして、ちょったした変更に対しても、「設計のやり直しだ。追加料金が必要と言う。」少し、荷重が増えただけで。1%もないような。
意匠担当から、相談された私は「確かに計算は一から、やり直しするよ。でも、そんな少しの荷重の変更だと何も変わらないと思うよ。計算はやり直すけど、プログラムを流し直すだけだよ。それで結果が変わらなかったら、何も手間はない。ほんの数分の話だよ。」と答えるが、設計予算がオーバーしてしまう事を怖れる若い担当は、その構造事務所の話で変更に二の足を踏む。

何よりも良くないのは、その構造事務所とは、うちの会社とは昔からの付き合い。意匠担当の設計能力が低いとその上司に言うこと。それじゃ、若い人達は、みんな敬遠するよね。

posted by 建築構造設計べんりねっと at 14:30| Comment(1) | 日記
この記事へのコメント
プランの段階から構造設計者とやり取りしながら設計を詰めていくのであれば理想ですが、
現状はある程度プランが固まってしまってから構造設計者へ依頼が来ている。この状況は仕方がないことだと思いますが、だからこそ今後のこともあるので、意匠設計者へ成長してもらいたいというおせっかいな気持ちや、また、
なかには意匠設計者と”駆け引き”を行ってそのような言葉を使い分けている構造設計者もいると思うので、
認知度の高いサイトというかブログでこのような内容を掲載するのはいかがなものかと正直思いました。

自由なご意見を掲載するのは自由ですが、
社会的に認知度が高いサイトであること、
”建築構造設計べんりねっと”という名前のように意匠設計者に対しても構造設計者に対してもより良いサイトであってほしいと思いコメント致しました。

難しい人柄の方とでも技術力があるのであればより良い設計できるように”お互い”人間力を高めるのも建築士の使命というか責務というかそのような気がします。
Posted by 匿名で大変失礼いたします at 2017年08月03日 07:46
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