2017年04月20日

構造設計セミナーで構造設計を習得した構造設計者なんて居ますか?


『建築構造設計べんりねっと』へのコラムの投稿より。


建築構造設計べんりねっとに投稿します。
投稿、コラムと言うか、愚痴です。

うちの会社の若手社員のA君。今年で四年目。しかし、まだ、小さい建物も構造設計できるスキルも身に付けていない。

分からない事は自分で調べずに直ぐ上司に聞く。残業を古い社会と否定し、やたらと業務効率ばかり考える。協力事務所に依頼した方が効率が良いと主張。協力事務所には工程だけは厳しい。

そんな感じで自分で設計しないから、未だに小さい建物の構造設計も出来ない。

しかし、やる気のアピール?だけは人一倍。高い技術を身に付けたいのでと日本建築センターの基礎コースを始め、各種講習、セミナーには積極参加。

多分、費用は会社から出るし、その日は会社に来なくて良いと言うのが本当の理由と思うが。
更に会社の経費でしょうもない初歩的な構造設計の書籍を大量購入。

構造設計セミナーだけで、構造設計を習得した人なんて居ますか?

もし、そんな人が居るなら、聞いてみたい。上司の仕事を手伝いながら、覚えていくものではないですか?構造設計は。そんな時代ではないのですかね。


posted by 建築構造設計べんりねっと at 22:25| Comment(4) | コラム
この記事へのコメント
愚痴でも何でもコラム募集してます。
皆さん、構造設計について思う事を連絡下さい。
Posted by 建築構造設計べんりねっと at 2017年04月20日 22:28
構造設計セミナーは、今持ってる知識への継ぎ足し、確認、更新のために行ってます。セミナーの内容は広く浅く組まれていることが多いので個別の案件には直結することは多くないです。が、問題にぶつかった時にそういえばあの時の講習の資料が参考になるかもという程度だと思います。干支を4サイクル回った私ですが、最初は2次部材の設計でしたね。そのうち他の人の作成した計算書を読み込んで図面と照合して、文献を調べてもどうしてもわからないことは教えを請いに行きました。今と違って手計算の時代だったから規準にない計算方法の理解が難しかった。5階建てのRC建物でも50項程度だったので一連の流れを理解するのには良かったのかも。今のように数百項の一貫出力じゃ読み込む気にもならんわねぇ。どう教育したらいいんでしょうか。いや、先輩には積極的に教えようという姿勢はなかったなあ。
Posted by koisigawa at 2017年04月28日 09:13
すみません。嘘書きました。12干支は5サイクル回りました。
Posted by koisigawa at 2017年04月28日 09:15
追加で経験を書きます。
最初に任されたのは、給油所を囲う高さ2m超のCB造の独立塀でした。計算書としては、数項の物ですが入院した前担当者の後を引き継ぎ、見よう見まねで完成させ審査を通過したときは達成感がありました。30数年前ですが今だに鮮明な記憶があります。その後、現場に行き完成した物を見たときは更に達成感が出てきました。ただの塀ですが地震や台風で倒れることもあります。そばに人がいれば命の危険にもつながります。完成後すぐに宮城県沖地震の洗礼を受けましたが被害はありませんでした。嫌な汗が出ていたことを思い出します。その後、壁式構造は結構やらされました。壁式は多少計算を間違えても建物に支障は無いですからね。やはり、フレーム系の建物は設計ミスがクラックや撓みで目に見えますから緊張しますね。設計した鉄骨造の大屋根が台風の直撃を受けたときはカッパ着て現場で待機してました。部分的に折版が剥がれましたが躯体には損傷ありませんでした。目視で水平変位が判るので剛性の大切さを身をもって体験しました。壁式構造や大屋根の設計体験から強度より剛性確保を第一に設計してます。
残業は、しないほうがいいけれど当時の設計現場は今で言う「真っ黒」そのものでしたねぇ。疑問にも思わなかったけれど。労基なんてあったんかね。
Posted by koisigawa at 2017年04月28日 10:11
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