
講習費用は確認サービスの方が安い!
それぞれの機関の定期講習の概要は以下となります。
財団法人 建築技術教育普及センター
講習会場:札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、広島、福岡、オンライン講習
講習費用:16,500 円(税込み)※オンライン講習は15,400円(税込み)
講義方式:映像(DVD)講習
株式会社 確認サービス
講習会場:北海道、埼玉、千葉、東京、神奈川、愛知(名古屋、岡崎、一宮)、静岡(静岡、浜松、沼津)、新潟、石川、大阪、兵庫、愛媛、福岡、熊本、オンデマンド講習、インターネット講習
講習費用:14,000円(税込み)
講義方式:映像(DVD)講習
確認サービス社が修了考査も自宅または勤務先でネット受講が可能な「インターネット講習」を開始したのに続き、建築技術教育普及センターも同様の形態である「オンライン講習」を開始しました。現在では、どちらの機関でも世界中のどこからでも定期講習(ネット受講)が受講可能です。
費用は確認サービス社の方が若干、安くなっています。講義方式はどちらも動画による講習であり、金額差分の質、サービスの違いは感じられません。費用で選ぶなら、確認サービス社です。しかし、シェアが100%と言う訳ではありません。
構造設計一級建築士定期講習の受講シェアは?
構造設計一級建築士定期講習の受講シェアを調べましたところ、以下となっています。

令和3年度の11月〜3月においては、確認サービス社のシェアが67.7%となっています。
クレジットカード決済、オンデマンド講習や修了考査も自宅でできるインターネット講習をいち早く導入し、利便性が高いためと思われます。
令和4年度はどうでしょうか。建築技術教育普及センターもオンライン講習を開始しました。しかし、4、5月の受講者は合計でわずか6名のみ。このまま、確認サービス社が圧倒的シェアを取ってしまうのかと思うと6月には建築技術教育普及センターが増え、7月は逆転しています。
会場での講習を望む構造設計者も多い!
令和4年度において、建築技術教育普及センターの4、5月の受講者が少なく、6、7月が増えた理由は4、5月は会場での講習がなかったためです。つまり、インターネット講習、オンライン講習ではなく、会場での講習を希望する人も多いと言うことです。
理由としては、「ネット受講では集中できない。せっかくお金を払うなら、会場で集中し、受講したい。」、「ネット受講は不安。。。」と言うところでしょう。
あなたの県はこちらの機関がおススメ!
(株)確認サービスと(財)建築技術教育普及センターの構造設計一級建築士定期講習の受講会場がある都道府県、会場受講の場合、どちらの機関がおススメかを以下にまとめました。

とは言え、沖縄(→福岡)、青森(→仙台)、秋田(→仙台)は交通費が片道1万円以上かかるので、さすがにネット受講の方が良いでしょう。
タグ:構造設計一級建築士