直径10cmの鉄の柱を4本建てて、500kgの重量の屋根を載せると壊れる。
直径10cmの断面積 A=7850mm2、断面二次半径 i=25mm
階高を3.0mとするとλ=120であり、長期許容圧縮応力度 fc=64.8N/mm2
許容圧縮力は Na = 64.8×7850 = 508,680N ⇒51,870kg
柱1本でも100倍以上の差がある。
適当なことを言うにも程がある。
構造計算はCADが自動で行ってくれる。
構造計算を自動で行ってくれるCADなどありません。竹中工務店が取り組んでいる構造設計AIも完成したとしても、せいぜい、二次部材程度と言われています。
構造計算はCADではなく、構造計算ソフトにより、構造設計者が行っています。
今のおっさん建築士はCADソフトを使いこなせていない。
まず、今時、CADを使っていない設計者など存在しません。ひろゆき氏は3DのCADを話していましたが、それを言うなら、BIMです。尚、BIMでも自動で構造計算は出来ません。
昔は構造計算は下っ端に任せていた。
一番許しがたいのは「昔は構造計算は下っ端に任せていた。」との発言。
構造計算を行っている構造設計者は下っ端ではありません。超高層ビルも複雑な形状の建物も構造設計者の力があって成立しています。それを下っ端などと言うのは許せない。