2021年05月10日

“10億階建ての建物” 外力設定は?

 YouTubeで面白い動画を見つけました。

“10億階建ての建物”を建造したらどうなるのか


 外力設定、クライテリアが気になる。。。

 単に地震力だけではないはず。地球の自転による慣性力も作用するのか。。





posted by 建築構造設計べんりねっと at 21:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 建築関連動画

どうなる、若手構造設計者!?これってパワハラ?

 某ゼネコン、某設計事務所に勤める友人と若手社員の育成について話したことです。

 働き方改革関連法(2019年4月施行)、パワハラ防止法(2020年6月)により、部下、若手社員に対する対応が変わりました。人事部からも厳しく言われています。

 もちろん、ハラスメント行為は論外です。

 ではNGと言われた具体例を上げてみる。
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@勤務時間外に専門書籍を読むことを指示すること。
「RC規準のスラブの設計の部分を読んで、理解しておいて」

 これがNGになる。言わばサービス残業を指示したことになるとのこと。

 もちろん、勤務時間中に読むことをダメだと言ったわけではない。しかし、勤務時間外も構造設計に興味を持ち、勉強する姿勢は必要と思います。


A専門書籍を購入することを勧める
「技術基準解説書は構造設計基準の基本となるものだから、自分で買って、いつも手元に置いておいて。」

 これもNG。業務で必要なものであれば会社で貸与しなさいとのこと。





B基本知識がない新入社員にその指摘をする
「構造力学くらい理解してないと仕事にならないぞ。」

 これもNG。

「これは構造設計をする上で基本なので、僕は君に是非、修得してもらいたいと思っている。」などと伝えるのが正解らしい。

 こんな方法で若手の構造設計者は育つのか?

 最近の新入社員は配属時の挨拶で「私は褒められて伸びるタイプなので怒らないで育てて下さい。」と言う人がよく居る。これは冗談?ネタ?
 人事部からもパワハラと言われるから部下を怒るなと言われている。では、「出来ない、やらない部下はどうすれば良いのか?」と聞いたら、人事部からは「ほっておけ。新入社員は3年以内に3割は退職する。会社には、どの年代も一定数、仕事が出来ない人は居るものだ。」との回答。。。

 これで良いのか?若手構造設計者の皆さん




posted by 建築構造設計べんりねっと at 19:36| Comment(1) | TrackBack(0) | コラム