2020年02月03日

これからは国交省の意向の沿い、木造構造計算と構造BIMに力を入れる

 構造設計事務所は、これから、どのような業務に力を入れるべきか?答えの一つは国交省の動向、意向に沿った業務を行う事です。
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木造四号建物の構造計算

 2020年3月1日より、建築士法が改正され、木造四号建物に対しても、金物N値計算、四分割計算などの計算書保存が義務づけられます。
 今まではどうだっかと言うと構造設計者は係わっておらず、これらの検討が行われていないのが実状でしょう。これが建築士改正と言う形で事実上、四号特例は廃止されました。

では、これから、この検討は誰がやる?

 計算は簡単であり、複雑な形状でなければ、意匠設計者でも出来ます。しかし、形状によっては「工学的判断」が必要になる場合もあります。
 ここに構造設計者のチャンスがあります。

 国交省が構造設計者の仕事を増やしてくれたので、是非、取り組みましょう。

 一件、5万円以下の仕事になるかもしれませんが、一、二時間で終われば悪くはありません。




構造BIMに取り組む
 はっきり言って、構造設計者にはメリットはないBIM。

 しかし、そんなBIMを国交省が推進しています。まあ、建設業界全体で考えた場合では、生産性の向上が期待されています。

 そのために補助金まで出しています。
建通新聞社 記事より

国土交通省は、防災性能や省エネ性能に優れた市街地再開発事業を補助する「防災・省エネまちづくり緊急促進事業」で、BIM導入を補助率を引き上げるための要件にする。
 20年度当初予算案では、19年度末を期限としていた事業期間を24年度末まで5年間延長するとともに、事業費を前年度比9・9%増の82億9200万円に増額した。
 同事業では、必須要件5項目(防災対策、省エネ対策、環境対策、高齢者等配慮対策、子育て対策)を達成した再開発事業には建設工事費の3%を支援。これに加え、選択要件4項目(雨水対策、木材利用、子育て対策、生産性向上)も設け、選択項目を1項目達成すると補助率を5%、2項目を達成すると7%に補助金を引き上げる。選択項目の一つである生産性向上の項目で、設計・施工段階でのBIM導入を求める。


 BIM導入でなんと、建設工事費の5%、7%が補助されるのです。

 これ、大きいですよね。構造設計を依頼するにも「BIMの対応出来ますか?」が条件になります。そのために構造設計費用を上げても、建設工事費の補助金の方が圧倒的に大きいです。
 
 構造設計者もこれに乗らない手はない!

 構造BIMについて、先行する事がこれからの勝組になります。また、構造BIMデータ作成のみの業務も期待できます。

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posted by 建築構造設計べんりねっと at 08:17| Comment(0) | TrackBack(0) | コラム