2017年03月30日

建築構造家の系統。構造家を目指すなら、この事務所へ!

 近年、構造家と呼ばれる構造設計者が増えてきました。このような構造設計者の経歴を見るとほとんどが有名構造家の事務所出身です。構造設計の分野においても伝統芸能などのように師と仰ぐ構造設計者に師事し、技能を身に付け、独立して行く流れがあります。
 構造設計の目的はまず、“安全な建物を作る”事ですが、このような流れが存在するのは安全である事以外にデザインや哲学を構造設計に求める構造設計者が居ると言うことです。

 そこで構造家の系統を世代別にまとめてみました。現在の構造家の本流は?

≪続きは、コチラ

 これを見ると構造家の本流はズバリ、

横山建築構造設計事務所⇒木村俊彦構造設計事務所⇒佐々木睦朗構造計画研究所
又は
横山建築構造設計事務所⇒金箱構造設計事務所

構造・構築・建築佐々木睦朗の構造ヴィジョン



構造家を目指すなら、佐々木睦朗先生か、金箱温春先生に師事しましょう!

さて、構造家の家元、総本山とも言うべき木村俊彦構造設計事務所。木村俊彦引退に伴い、解散。後を継いだのは、構造設計工房 デルタとなっているが、我こそが、木村俊彦の後継者であるとの抗争は無かったのだろうか?





そんなのは無いですか。(笑)
posted by 建築構造設計べんりねっと at 21:09| Comment(0) | コラム

2017年03月26日

横山建築構造設計事務所は既に解散しているのですか?

横山不学先生(1902年-1989年)が1950年にも開設した横山建築構造設計事務所は今は存在しないのですか?




40代である私は横山不学先生の事をそれほど良く知りません。横山不学先生が亡くなられた1989年(享年86歳)は40代後半の人で大学で勉強している頃。現役時代はもちろん知りません。

以下、Wikipediaより、転用。

横山 不学(よこやま ふがく、1902年 - 1989年)は、日本の構造家。建築構造技術者。東京都出身。
1928年、東京帝国大学工学部建築学科卒業。当時の建築学科教室主任教授であった佐野利器の指導推挙で日本銀行臨時建築部に勤務する。その後内務省、戦災復興院技官などで建築の構造設計監理を一貫して担当。
1950年(昭和25年)横山建築構造設計事務所を開設。前川国男との東京文化会館、東京都美術館、国立西洋美術館など、その他東京海上本社ビルなど、数多くの構造設計を担当した。
著書に、世界のランドマークを求めて―建築構造設計論 彰国社; 遙かなる身と心との遍歴―紀行と随想 (1982年) 相模書房. 理念の追求と展開―建築構造設計論 (1979年)、など。


ですが、現在の有名構造家の大御所クラスの多くが横山建築構造設計事務所出身である事は知っています。

木村俊彦(1952年〜1964年)
渡辺邦夫(1963年〜1964年)
金箱温春(1977年〜1992年)
大賀成典(1988年〜1992年) 


横山建築構造設計事務所は横山不学先生が亡くなられた後、解散してしまったのでしょうか?これほどの
有名構造家を産み出した事務所が。

考えれば、木村俊彦構造設計事務所も1999年、木村俊彦先生の引退に伴い、解散しています。
構造設計事務所とは主催者の引退に伴い、解散する。そういうもんでしょうか?

前川國男が設立した前川建築設計事務所、丹下健三都市建築研究所は今も存在していますが、これは大手総合事務所に発展したケース以外は少数派ではと思います。

やはり、設計事務所は他の業界とは違い、創業者が引退したら、会社を解散することが多いと感じます。

所員、社員も独立するのが前提で勤めているからですかね。

知りたかったのは、横山建築構造設計事務所は既に解散しているのかだった。ネットを調べても見つからない。誰か、教えてください。
posted by 建築構造設計べんりねっと at 20:03| Comment(1) | コラム

2017年03月20日

意匠設計者に知ってほしい構造設計の基本

構造設計で一番大事なのは何でしょうか?安全であること?それは当たり前。良い構造計算ができる事?ユーザーは喜ぶでしょうか?構造が良いだけでは良い建物ではありません。デザイン、使い勝手、そして、安全性のすべてが高い水準であること。

そこで一番大事なのは構造計画!

構造計画とは何でしょうか?構造種別の選定、架構計画。。。でも、実際の殆どは意匠屋さんがやっている事です。通常は構造設計者はアドバイス、アレンジをするのみ。
間取りを考える事も構造計画です。柱位置、階高の設定、小梁の位置。。。

優秀な構造設計者でもレベルの低いプランの建物では良い建物とすることはできません。

だから、意匠屋さんにも最低限、このくらいは理解しておいてほしい。

意匠設計者でもスラスラわかる建築2次部材の構造計算


著  者:山本満、四井茂一
出版社 :彰国社
価  格:2,160円(税込)




posted by 建築構造設計べんりねっと at 21:20| Comment(0) | コラム