https://www.decn.co.jp/?p=184504
意見を以下の要約と私の感想を記載します。
⇒誰の納得ですか?自分達が納得しないだけでは。
この状況に対し、「受注者(ゼネコン)に求めるだけでは現状の打開につながらず、発注者(デベロッパー)も協力・協働しながら解決策を探りたい。」として、ゼネコンへの以下の要望がありました。
そして、「契約変更の適切な協議を促す改正建設業法の規定も念頭に受発注者間で変更の協議はしている。ただし、協議のテーブルに着いて以降の「出口」をどう見いだすかは明確になっていない。こうした受発注者それぞれの利害に直結する課題について、団体間で認識を擦り合わせ、短期的に成果を得たい。
数年前に原材料費の高騰が始まりました。ゼネコンも受注から工事、引渡しまでの間の原価アップのリスクを背負っています。物価に連動し、発注者に増額を求めるスライド条項の議論もありましたが契約を盾に応じなかったのはデベロッパー側でした。利益を大きく圧迫することも多くありました。
そして、新規受注は原材料費の高騰に合わせた見積もり提示となっています。
もう少し前の東京オリンピックの頃、ゼネコン各社は消化しきれない程の仕事があり、選別受注を行っていました。しかし、その前は各社の叩き合いによる不景気に苦しんでいました。その経験もあり、無理な受注は避けるようになっています。
確かに建設費に限らず、原材料費の高騰以上に値上がっている商品は多数あると感じています。これは値上げ技出来なかった長いデフレ時代が過ぎ、値上げしても売れると分かった販売側の都合と思います。
デベロッパー側の円安の恩恵を受けている外国人に高値で売っているので同じではないでしょうか。
さて、ここからは建設業、構造設計者へのアドバイスです。売上、利益は上がっても物価上昇以上でないと実質マイナスです。販売価格は上げられます。これは原価に拘らなくてよいと考えるのではなく、原価を抑えることが出来れば利益はより大きく上がります。今までのVEは受注のためでしたが、今後のVEは自らの利益をより増やすために行えます。
構造設計においてもコストを抑える設計が出来る設計者は優遇されます。
以下を参考にして、今まで以上に経済設計に取り組みましょう。
建築構造の経済設計│経済性(コスト)は建築構造の重要な性能
https://arc-structure.sakura.ne.jp/cost01.htm
