2020年03月28日

確認サービスから、定期講習の案内が来ました。しかし、コロナの影響でいつ受講できることやら。。。

確認サービスから、建築士定期講習の案内が届きました。それも2枚。私は令和2年度、一級建築士と構造設計一級建築士の定期講習のダブル受講の年です。まあ、いつも、そうなのですが。
IMG_20200328_200758.jpg

しかし、コロナウイルスの影響で4月中は中止となっています。その後もどうなることやら。。。

令和2年度の構造設計一級建築士定期講習は初回修了者、平成23年度、26年度、29年度の修了者の受講年度であり、一番多くの受講者となる年度です。早めの申し込むをおススメします。

令和2年度、確認サービス社の構造設計一級建築士定期講習は北海道、宮城、福島、栃木、群馬、埼玉、千葉、東京、神奈川、静岡、愛知、富山、大阪、兵庫、岡山、広島、愛媛、福岡、熊本、沖縄で開催されます。
posted by 建築構造設計べんりねっと at 21:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2020年03月26日

テレワーク、在宅勤務で構造設計は出来るか?

コロナウイルス対策で各企業は、在宅勤務(テレワーク)、時差出勤などを行っています。

しかし、在宅勤務、テレワークと言う業務形態は職種が限られます。また、会社内にも、それなりのシステム、設備が必要になります。
gettyimages-1188875323-612x612.jpg
構造設計と言う仕事は在宅勤務、テレワークが出来るのでしょうか?

個人で自宅で構造設計事務所を営んでいる人も大勢居るのだから、構造設計の在宅勤務、テレワークは問題なさそうにも思えますが、そんなに簡単ではありません。

構造設計を在宅勤務、テレワークで行う方法、必要な設備、システムを考えてみます。





ノートパソコン&ネット環境
何はともあれ、パソコンとインターネット環境がないと在宅勤務、テレワークは出来ません。
インターネット環境はスマホのデザリングでも対応可能です。
次にパソコンですが、業務で必要なソフトが入ってる会社のパソコンである必要があります。とすると、普段の会社での業務も持ち出しが出来るノート型パソコンを使用している必要があります。デスクトップ型パソコンだと在宅勤務、テレワークは出来ません。


構造計算プログラム
一貫構造計算プログラムを始めとする構造計算プログラムを使うのにライセンスを取得する必要があります。社員全員にライセンスが割り当てられていれば問題ありません。複数人でライセンスを共有している場合でもネット認証であれば、インターネット環境があれば問題なく使用出来ます。

問題なのは、USBキーで認証するプログラムです。これだと、複数人で共有する事が出来ません。

CAD作図用のモニター
在宅勤務、テレワークにはノート型パソコンとする必要があると書きましたが、CADで構造図の作成を行うのにノート型パソコンのモニターでは小さすぎ、作業効率が落ちる。図面作成用のモニターが欲しい。



計算書、図面のチェック用のプリンター
どんな仕事でもチェックの作業は重要です。建築においては、特に重要な作業です。確実な方法はやはり、プリントアウトをして、マーカーでチェックする方法です。
在宅勤務、テレワークとなると印刷が出来ない。家庭用のインクジェットプリンタでも出来るが、サイズはA4まで、そして、コストも高い。
これはかなり厳しい。

各種指針、文献、書籍
構造設計の仕事では日々、各種指針や文献、書籍で調べて、設計判断を行うと言う事を多くします。在宅勤務、テレワークだとこれが出来なくなります。

テレビ会議システム
構造設計業務についても社内、社外の打合せが多数あります。殆んどは、メール及び電話で済みますが、複数人でも打合せが必要な事項だと厳しい。
必要なのはテレビ会議、ウエブ会議システムです。
おすすめはMicrosoft teamsです。今、コロナウイルスの影響で利用者数が急増中です。

以上のように考えるとやはり、業務効率はかなり低下します。在宅勤務、テレワークで出来る仕事、会社でないと出来ない仕事を分け、在宅で出来る仕事をまとめておいて、対応する方法が良いのでしよう。
posted by 建築構造設計べんりねっと at 20:13| Comment(0) | TrackBack(0) | コラム

2020年03月20日

RC柱頭配筋の不思議C〜正しい配筋の考え方はコレ。

 RC造の最上階柱の柱頭配筋について、考えてきたが、正しい配筋の考え方、私なりに考えた望ましい納まりをまとめる。




柱頭部における柱主筋末端のフックについて
・梁や壁が取り付く部分は出隅にはならず、フック不要。
・拘束帯筋を設けることにより、柱四隅の主筋末端のフック不要。
・「配筋指針」解説図のカゴ筋納まりの場合はカゴ筋末端はフック不要。


(解説)
1.施行令第73条の「鉄筋の末端は、かぎ状に折り曲げて」は令36条2項一号により、保有耐力計算(ルート3)を行うと除外される。また、日本建築学会「配筋指針」は建築基準法上の「特別な調査又は研究」にあたり、同じように除外される。
2.柱出隅部の鉄筋末端にフックを付ける理由は柱の角のコンクリートが割れた場合、鉄筋の付着力が低下するのを防止するためである。しかし、このような事を言い出したら、きりがなく、この目的でのフックは不要と考える。
3.「配筋指針」では各種指針の四隅フックは、通例として、行われているものと書かれており、工学的根拠は多くない。
柱頭部の柱主筋の定着長
・柱主筋は梁に直線L2又はフック付きL2hの定着長が必要である。
・カゴ筋納まりの場合もL2hの定着長を確保する。
・定着長は仕様規定(**d)ではなく、計算により、確認する事で短くする事が出来る

(解説)
1.どの納まりでも柱主筋が抜け出ないようにする仕様とする必要がある。付けアンカーのような事をする場合も同様である。
2.配筋指針などの定着長L2は施工管理が煩雑にならないようにまとめられ、又は丸められている。柱頭部においては定着長を計算で決定する事をすすめる。鉄筋とコンクリートの種類のみで決定するものなので、この部分のみであれば、それほど煩雑にはならない。
柱頭の無筋状態部分の改善
・カゴ筋納まり又は柱内拘束筋の設置を推奨する。
(解説)
柱主筋四隅フックで無筋状態の部分が発生することは、やはり、問題である。各種標準図でこれが改善されていないことも通例なのだろうか。特にセットバックをしており、下層階でこのようになる部分については要注意である。
推奨する柱頭の納まり



以上から考えると日本建築学会「配筋指針」備考図9.9 右側の納まりの最善と考えます。

柱頭配筋.png
posted by 建築構造設計べんりねっと at 11:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 構造設計メモ